理想の作品を作る方法

自分に合った業者を選ぶ

印刷物

同人誌を製本しようとした時に、業者への依頼を検討する人も多いと思います。
自分で印刷してホッチキスなどで留める方法もありますが、やはり業者に依頼した方が何倍もキレイに仕上がりますし、自分で何十冊、何百冊も同人誌を作るのは大変です。
多くの業者が郵送やデータでの入稿を受け付けているので、依頼したい業者が遠方の場合でも注文することができ、自分の理想に合った業者を選ぶことができます。
業者によって、印刷方式、表紙を単色にするかフルカラーにするか、綴じ方はどうするのかを選べるほか、オプションで遊び紙や箔押しなどを選択できるところも多くあります。
選択肢がたくさんありすぎて何をどう選んだらいいのか分からない、という初心者の人でも、初心者向けのメニューを用意してくれている業者もあります。
また費用の面でも印刷方式をオンデマンド印刷にすれば少量の部数でも低価格で依頼することができるので、試しに業者に依頼してみたいという人にはおすすめです。
反対に費用が掛かってもクオリティの高いものを作りたいという人にはオフセット印刷が好まれます。
少量の部数だとオンデマンド印刷より割高ですが、大量の部数になれば単価が安くなるので大量注文したい人に人気です。
印刷方式だけでなく、他のオプションも一つ一つこだわりを持って選び、自由に組み合わせていくことで、その同人誌が表現したい世界観を引き立たせることができます。
それぞれ作りたい同人誌は十人十色です。
それに合わせて自由にカスタマイズできるのが業者に依頼する一番の魅力です。

満足できる活動を望むなら

女の人

同人誌作りにおいて重視するのは人それぞれですが、費用の安さを重視するのと、出来栄えを重視するのでは印刷の選び方も変わります。
まず費用の安さを重視した時ですが、初心者の場合はコピー本で済ませると一番コストを抑えられます。
はじめての同人誌は、何部頒布できるかわからない状態が多いので、小規模な即売会なら30部程度で十分です。
もし全て頒布できるなら、その後は少し部数を多めに作るのがベストです。
大手サークルの場合、大規模な即売会では500部以上頒布する事もあるので、印刷会社で一度に大部数のオフセット印刷を注文し、会社からイベント会場に直接搬入する方法を取ると便利です。
同人誌の出来栄えを重視するなら、印刷会社を利用します。
オプション加工が必要になるので、予算は多めに見積もっておきましょう。
PP加工は必須と考えて、更に遊び紙を変えたり、帯をつけてみたり、箔押しやホログラムを入れると見た目が美しいです。
趣味で作るものなので殆ど自己満足の領域になりますが、やはり立派な一冊が作れたという満足は同人活動において何物にも代え難い価値があります。
即売会では、ただ同人誌を平積みに置いただけだと少し寂しく見えます。
印刷会社では卓上アクリルPOPやポスター印刷もできるので、これらを利用して飾ったり、ポスターを貼ったりして歩く人に見やすく工夫し、机の上を華やかにしましょう。
費用との戦いの面もありますが、印刷会社を活用するとより楽しい活動が期待できます。

依頼をする前の準備

印刷機

印刷業者に同人誌を入稿するの際の準備には手間が掛かると感じる人が多いと思います。
しかし、事前に重要なポイントさえ押さえてしまえばスムーズに事が運ぶものです。
では、どのような点に注意をして入稿したら良いのかを見て行きましょう。
まず、よくやりがちな事は印刷サイズを間違えてしまうと言ったミスです。
意外に思われるかもしれませんが、頻度の高いミスですから入稿前にはきちんと確認しておきましょう。
また、制作した同人誌の責任者と連絡先を明確にしておきます。
何か問題があった際に連絡が取れないようでは困りますので、奥付けを作成して記入しておく必要があります。
原稿ファイルをPC等から送信する場合はPSD、TIFF等のファイル形式の知識を備えておくのが無難です。
送信方法の1つにFTPを採用している業者も多いので、使用するのであれば勉強は必須です。
この他に、乱丁を防ぎたい場合はノンブルをきちんと付ける、前面・縁なし印刷のページは必ず塗り足しをしておく必要があります。
そして、同人誌の完成後にありがちなのは、実物と原稿の色合いが異なっている事に落胆するケースです。
色合いが異なるのはPCの発色方法と印刷業者の発色方法が異なるからです。
PCは主にRGB、業者はCMYK方式で表現します。
これを防ぐには両方の発色方式で確認が可能なソフトを用いて作成しておく事です。
同人誌が完成してから気付くのでは余りにも悲し過ぎるので、この点は特に注意して欲しいと思います。
これらのチェックをしておく理由は、多くの業者が完全入稿を原則としているからです。
つまり、入稿後の修正は基本的に出来ません。
大きなトラブルを回避する為にも事前のチェックはきちんと行いましょう。
原稿の入稿方法ですが、郵送・直接持ち込みやオンラインでの送信等があります。
郵送や持ち込みの場合はCD-ROM等の保存媒体に記録した物を渡した方が安全でしょう。